サイクリングはうつ病など心身の様々な病気を防ぐ可能性がある!?
イギリスの輸送慈善団体Sustrans Bike Lifeの調査によると、8年間でサイクリング旅行を2倍にすることによって、うつ病など心身の様々な病気を多く防ぐことができたとのこと。
その結果、Sustrans Bike Lifeの研究では自転車による旅行の増加が、イギリス国民保険サービスの約3億ポンドを節約できるとも言われています。
サイクリングやランニングなど、一定のリズムで体の筋肉を動かす有酸素運動により、脳の情報伝達のバランスを整える神経物質「セロトニン」が活性化することも分かっています。
脳内に「セロトニン」が増えるとどうなる?
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・心が落ち着いてさわやかな気分になる
・集中力も高まる
・不安や抑うつ感なども改善される
・元気が出てポジティブな気分になる
運動は「エンドルフィン」の分泌も高める。エンドルフィンの効果は?
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・鎮痛効果や気分の高揚
・幸福感などが得られる
・脳内麻薬とも呼ばれる
・ストレス耐性やうつの予防効果も期待
エンドルフィンも脳内で働く神経伝達物質のひとつです。
サイクリングやランニングなど、リズム運動によってエンドルフィンの分泌を促すことができます。
つまり、セロトニンやエンドルフィンの増加により多幸感(非常に強い幸せな感情)がもたらされることになり、うつ病など心身の様々な病気の予防にもつながります。
特にサイクリングの場合には長時間の有酸素運動となり、非常に長い間セロトニンやエンドルフィンが分泌されるので、効果は高いように思います。
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